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マリオカートの思ひ出 [kikulog「血液型と性格」関係]

 昔、マリオカートというゲームに嵌り
 大学の先輩とそれこそ日夜問わず対戦で研鑽し続けていた時期がありました。
 その噂を聞きつけた後輩が「俺も得意ですよ、混ぜてください」と言ってきました。

結果...赤子の手を捻るがごとくコテンパンにしてやりました。

彼の技術は、1人プレイのコンピュータ相手で鍛えられたものでしたが
私の技術は、人間どうしのドロドロした争いの中で培ったもの。
後輩は私が絶妙な位置に置いたバナナに引っかかりまくっていました。

ボロボロにされた後輩のセリフ
『先輩達、汚いっすよ』

多分、後輩は対CPU戦でのパターンのみが身に染み込んでいたのでしょう。
その頭の中にある世界がトレースできない状況では
面白いように想定外のトラップに引っかかり、成すすべなく負けてしまった。

でも、自分から「得意だ」と言った手前、「下手だから負けた」とは認めたくない
だからこそ、自分が下手ではなく、「相手が”汚い”」
つまり、”ゲームに相応しく無い相手”だからダメだったと主張したかったのでしょう。


ABOFAN氏も、きっとkikulogに来る前には
頭の中に論破までのストーリーが出来上がっていたに違いない
(自分に都合の良い相手を想定した上でのね)

でも、いざ来てみると全く通用しない。
いたぶられ、ころがされ、揶揄され...

自意識過剰なABOFAN氏も、さすがに状況の不味さに薄々気付いたのであろう。
何とか自分の頭の中のストーリーに合わせようという気持ちが
「何で私の質問をスルーするんだ」という悲しい叫びの連発に現れている。
その姿が、「何でこんな所にバナナを置くんだぁぁぁ」と悲鳴を上げながら
クルクル回ってコインをばら撒く自機を呆然と見る後輩とオーバーラップする。

『相手は何も知らないから話を続けても仕方が無い。本当にがっかりだ』
そう言いながら満身創痍の体を引き摺り退場するABOFAN氏も
『先輩達、汚いっすよ』という捨て台詞を残した後輩とオーバーラップする。


自分から乱入してきたくせに
上手く行かないと、相手のせいにして自分を弁護する
そんな子供じみた考えこそ、『がっかり』です。
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コメント 7

トンデモブラウ

わははは・・・その後輩笑える。
私は、ボード・ゲーマーの中でもレッド・ブックに載っているウォー・ゲーマーという種族ですが、プレイ中よくそんな台詞が飛び交います。
最初は本音で、「きったねぇ~!」とかつい飛び出しますが、そのうち「あっ汚ねぇ、コイツ勝つ気だ!」(いやみんな勝つ気ですよ。)というギャクに使ってました。
翻訳すると、「あぁそんないい手があったのか、見落としてたゼ、くっそ~っ」という意味になるんですけどね。
中にはルールの穴というか本当に反則ギリギリ、う~んアウトかな、みたいなことをやる(やられる)こともあったりするので、そんな時は本気で『汚ねぇ!大人は汚いっ!!』なんて叫んだりしてました。
思えばゲーマーは子供だなぁ、精神的に。
by トンデモブラウ (2008-06-10 10:12) 

TAKESAN

今晩は。

kikulogは猛者揃いですからね。ABO FAN氏じゃあ、太刀打ち出来ませんね。

ABO FAN氏は結局、最後にダッシュキノコを使ってコース外に吹っ飛んでいきましたね。ただでさえ、逆走していたのに。
by TAKESAN (2008-06-11 00:35) 

Judgement

>トンデモブラウさん

ウオーゲーマー、ってジャンルがあるんですね。
ボードゲームはやった事がありますが(フンタとかDUNEとか)
そういえば、「川中島の合戦」ってゲーム見た事ありますが、それ系?

「精神的に子供」って自覚があれば大丈夫。
怖いのは50を過ぎてるのに、「精神的に子供」で
その自覚が無くて、一向に直せない人かと...

>TAKESANさん

そうなんですよね。
kikulogだからこその現象だと思います。
匿名の巨大BBSだと、言いっぱなしができるし
発言の中からダメな意見だけチョイスして反論したポーズを取れます。
でも、kikulogだと各々しっかりしたバックボーンの上で慎重に書き込みますから
いくら「偉そうな態度」を取っても「偉そうな反論」はできなかったんだと思います。
>最後にダッシュキノコを使ってコース外に吹っ飛んでいきましたね。
でも、またコースに復帰して、周回遅れの癖に「トップだ」と言い張るのでしょうか
by Judgement (2008-06-12 22:41) 

トンデモブラウ

『DUNE』は完璧にウォーゲームぢゃないですか。
しかも『Junta』って・・・両方ともかなりマニアック。
高度なマルチばかりやられていたんですねぇ、もぅ既にゲーマー認定されちゃいますよ。
同胞よ!


by トンデモブラウ (2008-06-13 11:40) 

Judgement

フンタはマニアック、だったんですか?
コンセプトが似たゲームがファミコンであったのでメジャーかと思ってました。
舞台は未来ですが、役職で権限が異なり、選挙で票の買取有り、暗殺有りで、
パソコン版があれば、ぜひやりたいんですが、タイトルが思い出せないんです。

ボードゲームは付き合いで齧った程度ですよ!
(高校の部活で好きな人がいて、昼休みとかやってたぐらい)

ゲーマーって「気合を入れるといい目が出る」って信じてる人種ですよね(←偏見)
同胞なんかじゃないって(←失礼な発言)

でも、「タンクハンター」(きっとご存知ですよね)は好きでした。
by Judgement (2008-06-14 02:52) 

トンデモブラウ

『DUNE』をやる部活で私が知っているのは、物理研究会とSF超常現象研究会ぐらいです。
でぃっディープだ・・・

>ゲーマーって「気合を入れるといい目が出る」って信じてる人種ですよね(←偏見)

ふっ甘いですね。
出ますよ、一分の人には。
20面体ダイス2個振って%表示するゲームがあるんですが、1ゲーム(2~3時間)で120回/人サイコロ振ります。
100試合/人は統計とったかなぁ。
全体はほぼ平均的ですが、一分の人は極端に偏ってるんですよ。(怖っ)
皆薄々偏っているのでは?と疑ってはいたんですが、まさか本当とはビックリ。
ある意味ESPです。
タイミングと確率なんていうのは、実体験できないこともあるんだなぁ、と。
by トンデモブラウ (2008-06-14 23:31) 

Judgement

>『DUNE』をやる部活で私が知っているのは、物理研究会とSF超常現象研究会
いえいえ、単なる文芸部でした。

>一分の人は極端に偏ってるんですよ。(怖っ)
>ある意味ESPです。
そ、それってグラサイ(イカサマサイコロ)では(懐疑主義)。
種目は麻雀でしたが、私もサイコロの目を出す練習しましたよ。
ある程度は操作できるようです。
教本は「麻雀放浪記」でした。
by Judgement (2008-07-15 22:57) 

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