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友人の悩みに対する処方箋 [他ブログいっちょかみ]

『TAKESANさんのところの記事「悩み」を読んで思った事』
http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/2008/05/post_cb7b.html
ある人が、ある事で悩んでいると言っているとする。
経験上なんだけど、そういう人は「悩みを解決して欲しい」とは思っていない。
だから「自分にそれが起こったら」なんて考える必要はない。

実際は、相手は次のどちらかを求めている
・「悩む事じゃないよ」と安心させて欲しい
・「それは大変だ」と同情して欲しい
さてさて、その判断は難しい。
悩みの深刻さ、相手おける自分のキャラの位置付け、エトセトラエトセトラ


でも、私はそういった難しさを解消する必殺技を持っていた。
実は占い師の真似事ができたのだ(占っていたのは知り合いだけ、モチロン無料)
そしてそれは「結構当たる」と評判だった。

使う道具は「タロットカード」
良く当たると言われた秘訣は、カードの神秘...では多分無く
『カードをどう解釈してあげるか』に腐心したところだろう
抽象的かつ、意味ありげなカードはうってつけの舞台装置

そのテクニックを特別に公開してみる。


大抵の悩み事は、「どうすればいいか分らない」という事ではなく
「どうするかはほぼ決まっているけど、それをしていいのか不安だ」というものなんです。

だから、私はその人がどうしたいのかをコールドリーディングした上で
「カードの解釈」として、次のような事を述べていました。

・ コールドリーディングした文脈に沿ってストーリーを展開させる
・ その場合起こり得ると自分の経験上予測できる障害を「警告」として示す
・ 「成功した世界」と「成功しなくても、別の道が開けた世界」の2つの結末を示す
・ 「どちらの結末になるのかは、あなたの決断と、警告への対処次第」としめる


まず、「本当はこの人はどうしたいのか」当てる、これが肝。
あとは、一般的な助言と、「きっと上手くいくよ」的な事を言えばOK

普通の友人としての助言と何も変わらないけど、多分友人の立場で述べたら
「あんたには分んないわよ」とか、「でも、上手くいかなかったらどうするの」とか
きっと、わだかまりが残る。

でも、私という”いわゆる他人”の意見としてではなく、
「タロットカード」という神秘的なものが啓示していると言われると
わだかまりもなく「そうかな」と腑に落ちるようです。

多分、最終的には自分が内心決めていた事をするし
そうすると常識的に起こり得る障害は起こるし
それを乗り越えられれば当然ハッピーになるけど
万一、乗り越えられなくても希望を残しておく。

だから、私の占いは「当たる」と思われていたのでしょうね。


※ ちなみに、私のHNもタロットからいただきました。
  このブログの私を示す絵が、「Judgement」のカードです
  なお、カードは「最後の審判」をモチーフにしたもので、「終末と再生」の隠喩デス
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pooh

はじめまして、かもしれません。

お書きのようなことは占いの正しい用い方、と云うか、活用法だと思います。
タロットの場合は、絵柄から占う側が話を展開させるためのヒントを得られる、と云うのもあると思います。
by pooh (2008-05-30 08:29) 

Judgement

たぶんはじめましてじゃないけど
念のためはじめまして

まさに、poohさんのおっしゃるとおり、ヒントを得るんですね。
占い師現役時代の私の考え方としては、「ロールシャッハテスト」等と同じものという位置付け。
それを用いる事で上辺ではなく、「本当に言いたい事」が意識に浮かび上げるツールと捉えていました。

結構辛辣な事を言う事もあったけど、あくまでそれを言っているのは(表向き)「カード」だから、私も気を使わないし、相手もそう気を悪くしない。
便利便利

それに、そういった辛辣な事こそ、本質をズバッと捉えてたりするんです。
by Judgement (2008-05-30 22:42) 

憂鬱亭

はじめまして(ですよね、多分)
ここ2週間ほど、ROMさせてもらってました。

タロットの件、私もそっくりと言って良いほど、同じことをしてました。
相手の反応を見たり、すでに私が得ている各種情報を総合したりして、
依頼者の状況を、まず言い当てます。
(私は、10枚並べる、という入門書どおりのことをしてました)
勿論、カードを読む、という形で表現するのですが、一枚のカードで20通りくらいの意味が書物には書いてありますから、
それを3枚組み合わせて表現しようとすれば、言いたい事はたいてい表現できました。

あとは、未来については依頼者が言って欲しいことを踏まえつつ、
さりげなくわたしの意見を混ぜてやれば占いの一丁あがり、です。

30年前の公称的中率9割の占いの種明かし、でした。
by 憂鬱亭 (2008-05-31 01:13) 

Judgement

はじめまして...ですよきっと。
う~ん、でも他人とは思えない

私も多分同じ方法が主でした
(多分クロススプレッドとかいう、十字配列と、4枚縦に並べる奴)
その他、V字状に並べる二者択一用の並べ方も結構ニーズがありましたが
(大抵は、AさんがいいかBさんがいいか、とか告白すべきか否か、ですから)

タロットカード手にしたての頃は(高校ぐらい)、
本片手に、紹介されている『意味』を参照してましたが
それを止めて「感覚的に解釈」するようになってから開花しましたね。
by Judgement (2008-06-02 00:20) 

トンデモブラウ

私の持っているタロット・カードは、PlayingCard用なので隅にインデックスがついてます。
日本ではあまり見ませんけど。
占いだけでなく、タロット・カードも活用してください。
PlayingCardもいろいろあって面白いですよ。(インデックスがないと遊び辛いですけど。)
by トンデモブラウ (2008-06-02 11:04) 

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