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フィールドの差異 [kikulog「血液型と性格」関係]

 ABOFAN氏は『ABOFAN』HPにおいて偉業を成し遂げた人物ではありますが、その威力を他所でも発揮できるかというと、それは分けて考えるべきでしょう。

 『ABOFAN』HPはABOFAN氏の牙城です。各自城の奥部に個別に隔離された状態であり、他にも戦っている者もいますがいちいち戦況を確認するのも手間ですし、また自分の状況も、わざわざ物好きが城の深部を訪れる時以外に、部外者の目に触れる事は期待できません。
 つまり、否定派・懐疑派は、ABOFAN氏のテリトリー内で孤立した状態で戦う事になります。そのため、ABOFAN氏にとっては、「あっちはあっち、こっちはこっち」と人によって言う事を変えるようなダブルスタンダード的な戦略を取っても、あまりばれずに済みますし、もしばれたとしても自分の城の中ですから、黙殺することも可能なわけです。

 さらに、議論のペース(ページの更新時期)はABOFAN氏が握ってますし、テーマもある程度ABOFAN氏の好む事に絞られてしまう危険が高いです。また、ABOFAN氏が「既に説明している」と述べれば、それを自主的に膨大なHPコンテンツから探さなくてはならない場合もあります。
 しかも、そういう人達は「好んで自分から城に入り込んだ」わけで、それは城の持ち主への負い目を生むわけで、あまり強い事は言えません。そのため、(その状況を意図的に利用するしないにかかわらず)ABOFAN氏は『ABOFAN』内において、隠然たる高いアドバンテージを保ち続ける事ができるわけです。

 実は私も一度入り込んだ事があります(「Jさんからのメール」のページがそれです)。
http://www010.upp.so-net.ne.jp/abofan/no1049.htm
 その際、ひとつの戦略をもって臨み、ABOFAN氏がその戦略に見事にはまって、予想どおりの効果が得られ、非常に面白かったです(私としては)。
 ただ、前に述べた『ABOFAN』に対する嫌がらせまがいのメール増加の事情から、掲載・返信基準が設けられまして、その中に、解釈次第では「私の戦略によりABOFAN氏が沈黙を強いられても、体面を繕う言い訳を可能にする」条項が含められていると感じられたので、ちょっとつまらなくなり、それを期に投稿をとめております。

 さて、それと比較して、Kikulogという場は、きくち氏の牙城ではあるのですが、限りなくオープンで、どちらかというと野戦場に近いんですね。
 常駐している人もいるし、Kikulogの性質上、「血液型と性格」に特に関心を持っている訳ではないけども、科学的な視点を十分持った人が始終ROMしており、時たま参入してくるわけです。

 ここでは、『ABOFAN』ではできたような「閉鎖的な場で孤立させた上で対応する」という作戦は実施する事はできません。また、そこに集まる人は単に「血液型と性格」の話をしたいから集まっているわけで、別にABOFAN氏に特定して話が聞きたいわけではないし、『ABOFAN』を読んであげる義理もないわけです。
 また、別にABOFAN氏不在でも話はどんどん進むし、ABOFAN氏が上手く加われない話でも勝手に進められます。

 つまり、ABOFAN氏が『ABOFAN』城で持ち得たアドバンテージの殆どは無力化され、せいぜい「すごい人気のHP持ってて、血液型と性格に関する情報に詳しいおっさん」という属性しか与えられないわけですね。
 なのに、無名であれば少々変なことを言っても捨て置かれるだけですが、ABOFAN氏の知名度は高いですから、様々な論客が様々な得物を持って殺到してくるわけです。

 その状態がアンフェアと思う方もいるかもしれませんが、自ら好んで踏み込んできたわけですから、それはABOFAN氏自身の選択です(何より、ABOFAN氏自身は、「ズタズタにされている」という自覚が無いようですから、そんなに悲壮な話では無いのかもしれません)。
 せめて援護してくれる同志がいれば状況も違ったのでしょうが(腰巾着まがいの変な奴は出てきましたが)、そのような同志を作る事ができなかった事こそ、氏の発言の説得力の低さを示しているのかもしれません。
 

 とにもかくにも、自分の城というアドバンテージが無い場面こそ、ABOFAN氏の真の実力が現れると考えられます。
 じゃぁ、実際どうだったかというと、それはそのうちの講釈で...


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