「ゲーム脳の恐怖」5 ~感想と提言~ [ゲーム脳の恐怖]
まず、何人もの人が言った事をなぞる事になりますが、「ゲーム脳」を否定することは、「ゲームは脳に何の影響も与えない」あるいは「ゲームは脳に良い」という結論を導くものではありません。
「ゲーム脳の恐怖」4 ~検討無き暴走~ [ゲーム脳の恐怖]
仮にβ/αが前記のように「デタラメなやり方」で見出された物であっても、それが偶然「痴呆症患者の挙動の側面」を指し示すものであったという可能性は残ります。
しかし、実際にそうなのかどうかは、慎重に検討すべき問題です。
しかし、実際にそうなのかどうかは、慎重に検討すべき問題です。
「ゲーム脳の恐怖」3 ~用語の混同は何を示すか~ [ゲーム脳の恐怖]
脳波の説明における図12では、「α波」や「β波」が脳波の波形パターンの表現として使われています。
しかし、著者が使用している機器で取り出しているのは、波形に含まれる特定の周期成分、つまり、「α波と同じ波長の成分」と、「β波と同じ波長の成分」です。
しかし、著者が使用している機器で取り出しているのは、波形に含まれる特定の周期成分、つまり、「α波と同じ波長の成分」と、「β波と同じ波長の成分」です。
「ゲーム脳の恐怖」2 ~β波の説明を添削する~ [ゲーム脳の恐怖]
「ゲーム脳仮説」において、『β波』が最重要のファクターとなっているはずなんです。
ですから、この本を読んで「ゲーム脳」という存在を確信するには、どうしてもβ波についての理解が避けられません。それは、読者もそうですし、もちろん著者もそうであるはずです。
では、その大切なβ波に関する説明を著者自身はどうやっているのでしょう?
ですから、この本を読んで「ゲーム脳」という存在を確信するには、どうしてもβ波についての理解が避けられません。それは、読者もそうですし、もちろん著者もそうであるはずです。
では、その大切なβ波に関する説明を著者自身はどうやっているのでしょう?
「ゲーム脳の恐怖」カテゴリについて [ゲーム脳の恐怖]
なんだか、「ゲーム脳の恐怖」を論証しようとすればするほど、ダメダメな文章をダメというためだけに時間を浪費するのが非常にばからしくなってきたので、とりあえず、舌足らずや調査不足の点はあるとは思いますが、現時点でまとまった事を示して終わりにしたいと思います。
で、話を進めるまえに、結論めいた事だけここに書いておきます。
で、話を進めるまえに、結論めいた事だけここに書いておきます。
「ゲーム脳の恐怖」解析1 ~無知の下心~ [ゲーム脳の恐怖]
【無知と思われたくない無知は、どう装うか?】
専門家というのは、「専門的な知識」を十分に理解している必要があると考えられます。
そのため、専門家は、その「専門的な知識」を、それを持たない一般の人に分かりやすく正確に説明する能力を有するはずです。
また、「専門的な知識」を前提として繰り広げられる高度な話題こそが、「専門家による専門的な話」であると言えます。
専門家というのは、「専門的な知識」を十分に理解している必要があると考えられます。
そのため、専門家は、その「専門的な知識」を、それを持たない一般の人に分かりやすく正確に説明する能力を有するはずです。
また、「専門的な知識」を前提として繰り広げられる高度な話題こそが、「専門家による専門的な話」であると言えます。
「ゲーム脳の恐怖」 森昭雄(生活人新書) [ゲーム脳の恐怖]
~はじめに~
実は過去にも図書館で借りた事があるのですが、その時点で既に「問題有り有りの話」という先入観があったため、正直斜め読みでした。
最近TAKESANさんの所で取り上げられており(http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/cat15642757/index.html
)再度借りて、改めてちゃんと読んでみました。
実は過去にも図書館で借りた事があるのですが、その時点で既に「問題有り有りの話」という先入観があったため、正直斜め読みでした。
最近TAKESANさんの所で取り上げられており(http://seisin-isiki-karada.cocolog-nifty.com/blog/cat15642757/index.html
)再度借りて、改めてちゃんと読んでみました。