安い知識自慢 [気になる人達]
皆さんのまわりにはこんな困った「オジサン」はいませんか?
「ねぇ、こんな事知っている?」と鼻の穴を膨らましながら話を振る。
何を言うのかと期待して聞いてみれば、昨日のTVでやってた情報...。
こういうのは、メディア・リテラシーとかそういう崇高なお話以前の問題として、「おいおい、公共の電波で全国に発信された情報を、何で自分だけが知っているかのように話せるんだよ」と、思うわけだ。
これが若い同世代同士となれば、『ねぇ、昨日の○○見た?』から始まるだろう。
しかし、「オジサン」が「若手」に何か言おうとする時は、このようにいきなり「知っているか」から始まる事が多い(気がする)。
【がっかり尽くし】
その態度から私が見透かすのは3つの「がっかり」だ。
第1の「がっかり」は、私に向けられる「無条件の見下し」だ。
昨日のTVを見て”目から鱗”となったその「オジサン」のはきっとこう思っている
『自分すら(TVを見るまで)知らなかったのだから、この若造が知るわけもない。』
「自分が知らなかった」事を”自分の知識不足”と認めたくないから
「誰も知らなくて当然」と言う勝手な前提を設ける。
そのとばっちりで、私は「知るはずが無い」と一方的に見なされる。
第2の「がっかり」は、思慮の浅さ。
例え「誰も知らなくて当然」が正しいとしても、
『自分がTVで知ったなら、相手もTVで知ってもおかしくない。』
という可能性までは思い至れてない。
第3の「がっかり」は、そもそものレベルの低さ。
知識自慢のソースがTVかよ...。
一番の問題は、こんなガッカリさせられまくりにもかかわらず、
私はその「オジサン」のご機嫌を取るため「知らなかったフリ」をしてあげなくてはならない、というコト。
んで、ますます増長するんだね。
【安っぽい「知識自慢」】
まぁ、そんな「オジサン」はこの世に掃いて捨てるホドいるけれど
「ニセ科学批判」界にもチラホラ見える。
偉そうに滔々と語り、「こんな事も知らないで」と嘯いて見せる。
でも、よくよく聞いてみると単に自分の知っている事を並べ立てるだけ。
主張すら「自分の知っている他人の主張」を並べているだけ。
なんだ、あんたは単に「それを知っているだけ」かい、って感じ。
しったか、というか、にわか、というか
それを知ったあんたが目から鱗だったのは分かったけど
それをまるで自分の手柄であるかのように偉そうに言うトコロに
「向上心の無さ」と「知識の狭さ」と「思考の無さ」が透け見えるんだな。
すぐに「現場」を持ち出す人もそう。
ほぼ例外なく自分の知っている現場”だけ”が全てであるかのように話そうとするんだよね。
全ての人がそうとは言わんけど、「ニセ科学批判」を手段として、安っぽい「知識自慢」・「体験自慢」で自分を誇示しようとする人の存在が、非常に目障りだったりする。
「ねぇ、こんな事知っている?」と鼻の穴を膨らましながら話を振る。
何を言うのかと期待して聞いてみれば、昨日のTVでやってた情報...。
こういうのは、メディア・リテラシーとかそういう崇高なお話以前の問題として、「おいおい、公共の電波で全国に発信された情報を、何で自分だけが知っているかのように話せるんだよ」と、思うわけだ。
これが若い同世代同士となれば、『ねぇ、昨日の○○見た?』から始まるだろう。
しかし、「オジサン」が「若手」に何か言おうとする時は、このようにいきなり「知っているか」から始まる事が多い(気がする)。
【がっかり尽くし】
その態度から私が見透かすのは3つの「がっかり」だ。
第1の「がっかり」は、私に向けられる「無条件の見下し」だ。
昨日のTVを見て”目から鱗”となったその「オジサン」のはきっとこう思っている
『自分すら(TVを見るまで)知らなかったのだから、この若造が知るわけもない。』
「自分が知らなかった」事を”自分の知識不足”と認めたくないから
「誰も知らなくて当然」と言う勝手な前提を設ける。
そのとばっちりで、私は「知るはずが無い」と一方的に見なされる。
第2の「がっかり」は、思慮の浅さ。
例え「誰も知らなくて当然」が正しいとしても、
『自分がTVで知ったなら、相手もTVで知ってもおかしくない。』
という可能性までは思い至れてない。
第3の「がっかり」は、そもそものレベルの低さ。
知識自慢のソースがTVかよ...。
一番の問題は、こんなガッカリさせられまくりにもかかわらず、
私はその「オジサン」のご機嫌を取るため「知らなかったフリ」をしてあげなくてはならない、というコト。
んで、ますます増長するんだね。
【安っぽい「知識自慢」】
まぁ、そんな「オジサン」はこの世に掃いて捨てるホドいるけれど
「ニセ科学批判」界にもチラホラ見える。
偉そうに滔々と語り、「こんな事も知らないで」と嘯いて見せる。
でも、よくよく聞いてみると単に自分の知っている事を並べ立てるだけ。
主張すら「自分の知っている他人の主張」を並べているだけ。
なんだ、あんたは単に「それを知っているだけ」かい、って感じ。
しったか、というか、にわか、というか
それを知ったあんたが目から鱗だったのは分かったけど
それをまるで自分の手柄であるかのように偉そうに言うトコロに
「向上心の無さ」と「知識の狭さ」と「思考の無さ」が透け見えるんだな。
すぐに「現場」を持ち出す人もそう。
ほぼ例外なく自分の知っている現場”だけ”が全てであるかのように話そうとするんだよね。
全ての人がそうとは言わんけど、「ニセ科学批判」を手段として、安っぽい「知識自慢」・「体験自慢」で自分を誇示しようとする人の存在が、非常に目障りだったりする。
こことかあそことか読むだけで賢くなった気がする年頃なのよ、おぢさんというのは。
で、対症療法としては、「空気を読む社会」なのではないだろうか、たぶん。
「対話ある社会」推進者とうまく対話できてないので、とみにそう思ふよ。
by トンデモブラウ (2010-04-18 21:55)
Judgementさんは、大人ですね~。
私は特に若い頃、大人な態度がとれず、あからさまに興味の無い態度をとり、仕事を干されたことが・・・。
最近は少しましになった、はず。
私の印象だと、いろんな意味でいまひとつのおじさんが、不安を誤魔化すため、もしくは、かまってもらいたくて、くだらない話をするんじゃないかと。
中年になると、体力も落ちてしまって、自信喪失しがちみたいですよ、おじさんというのは。それに、家族にも相手にしてもらえなくなったりして、職場の若い人に、かわりに話聞いてもらいたいとかね。
要は、愛を求めているんでしょうね~。認めて欲しいのでしょう。姿かたちはおじさんでも、知識の量はたくさんあっても、中身は(心は)子供。そのギャップが気色悪い。自覚してれば、まだ許せますが。
どちらにしろ、かわいそうだと思えば、なんとかやりすごせるのか?私は心が狭いので、まだ無理です(笑)。
by cosi (2010-04-20 21:59)
【トンデモブラウさん】
ああ、「空気を読む」のはゼンゼン対症療法じゃない。
むしろ、調子に乗って悪化するだけ。
というか、「空気読めないオジサン」のために
何故こちらが気を回して空気をよむ必要があるのだ?
>「対話ある社会」推進者とうまく対話できてないので、とみにそう思ふよ。
多分、「空気を読んでもらう」という怠惰な環境にどっぷり漬かっているんじゃない?
そもそも対話という行為がどういうものか「経験していない」から、
対話というものをしようにも、やり方を知らないからできない
って事もあるんじゃないかと思ふよ。
【cosi さん】
言っても分らんアホだし...
そんなアホは、指摘しても「不機嫌になる」事でプライドを保とうとして
よりウザったくなるだけ。
ハイハイ聞いている時間は非っ常に無駄だけど
単純な奴だから、機嫌よくさせておけば他の物事はスムーズに行く
トータルバランスでは、そっちの方が自分に得だ、と思っているだけ。
決して哀れみとか、心が広いんじゃなくってよ。
>知識の量はたくさんあっても
でも、上で言ったようなオジサンは、むしろ知識が無いから
浅くても新しい情報に飛びつくんだと思う。
あと、ワザと仕入れたばかりのカタカナ言葉使ってみたり、アホかと思う。
>中身は(心は)子供。そのギャップが気色悪い。自覚してれば、まだ許せますが。
そうそう。
ガキが浅はかな知識振り回して調子に乗るのはある意味「分相応」でまだ可愛いけど
人生折り返しているぐらいなのにそのレベルだとその低脳さが絶望的に思える。
って、何悪口言ってストレス発散しているんだ、私?
by Judgement (2010-04-21 23:57)