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最後の審判 [ここに来た皆さんへ]

 いつのまにかこのブログを立ち上げて丸1年がたちました。そこで、あらためてJudgementのHNの由来を述べたいと思います。
 以前「友人の悩みに対する処方箋」でも述べましたが、タロットカードの20番目のカードからです。

 このカードはヨハネの黙示録の「最後の審判」をモチーフにしています。
 いわゆる「ハルマゲドン」の話ですが、けっこうこの天使が酷い奴なんですよね(←不遜すぎ)。
 ラッパを吹くたび地上はどんどんすさんでいきます。

 第1のラッパで血の混じった雹と火が出現して地上に降り注ぎ。
 第2のラッパで海の三分の一が血に変わり、海の生き物の三分の一が死滅
 第3のラッパで川の水の三分の一が苦くなり、多くの人間たちが死滅
 第4のラッパで昼間は今までの三分の一の明るさになり、夜はさらに暗くなる。
 第5のラッパで登場するイナゴが人間を毒によって苦しめる。
 第6のラッパで解き放たれた天使達は人間の三分の一を殺します(!)。

 それでも、三分の一の人間は生き残り、しかもその人達は、偶像崇拝を行い、呪や淫らな行為、盗み、殺人をやめようとはしないようです。

 第7のラッパで、地上に稲妻や大粒の雹が降り注ぎ、地震が起こります。
 そして、数々の悪魔が姿を現し、聖なる者を打ち砕いてしまいます。そして、自分の像を作り、それをあがめる者には「獣の数字666」の刻印を刻み、あがめぬ者は殺します。

 そんな地獄絵図の中、第七の天使が神の怒りを詰め込んだ鉢を空中に注ぐと、天使の軍団が悪魔やニセ預言者を滅し尽くし、地上には平和が取り戻さられます。そして、最後に全ての死者が神の御前で「最後の審判」を受け、「第二の死」か「復活」に振り分けられるわけです。

 つまり、あえて試練を与え(災厄をもたらすのが、悪魔ではなく天使である点に注目)、徹底的に膿を出して、最後にそれらを殲滅し、選ばれた者のみ復活させる、というお話。
 (かなりはしょって、かつ不正確ですが、聖書研究されている方、大目に見てください)。

 そういった背景から、私が占いをやっていた頃、このカードの意味は「終末と再生」と解釈していました(解釈は人によって違うと思いますが)。


 このようなカードの名前を自分に冠してみた意図については次回に...
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