寓話 [思い付き]
ある所に「どの山にも7つ首の巨大な大蛇が住んでおるんじゃ」
と話すホラ吹き男がいたんじゃと。
ある日、松井っちゅうもんが、
「7首の大蛇がいるなんて信じられん、確かめてくるっちゃ」
と言って、「JNNデータ山」っちゅう所に”7首の大蛇”を探しに行ったと。
でも、”7首の大蛇”なんて、いたらすぐ分かるはずなのに
結局見つからんかったってわけじゃ。
それから今度は、坂元っちゅうもんが
「あのほら吹きがあんな事言ったせいで、皆ヘビ様の祠とやらを山に建てとるようじゃ。ちょっと確かめてくべい」
と言って、「JNNデータ山」に”ヘビ様”の祠を数えに行ったと。
そしたら年々”ヘビ様の祠”が増えちょる事が分かった。
ところで、
「七首の大蛇はおらんかもしれんが、ツチノコは絶対いる」
と常々言っている変な男がおったんじゃが
松井と坂元の話を聞いて、こう言い出した。
「二人とも同じJNNデータ山に入ったちゅうんだから
片方が見つけらんねで、片方が見つけられた、
ちゅうのはおかしいんでないかい」
なんて言い出した。
「そりゃおかしいんでねぇのか、
見つけた、見つけらんね言うても、二人は別のもん探しにいったでよ」
「いんや、同じ山さへえったんだから、比べていいはずだ
だから、見つけた、見つけられん、ちゅうのはやっぱおかしい」
「あぁ、またABOFANどんにキツネが憑いたようじゃ...」
と話すホラ吹き男がいたんじゃと。
ある日、松井っちゅうもんが、
「7首の大蛇がいるなんて信じられん、確かめてくるっちゃ」
と言って、「JNNデータ山」っちゅう所に”7首の大蛇”を探しに行ったと。
でも、”7首の大蛇”なんて、いたらすぐ分かるはずなのに
結局見つからんかったってわけじゃ。
それから今度は、坂元っちゅうもんが
「あのほら吹きがあんな事言ったせいで、皆ヘビ様の祠とやらを山に建てとるようじゃ。ちょっと確かめてくべい」
と言って、「JNNデータ山」に”ヘビ様”の祠を数えに行ったと。
そしたら年々”ヘビ様の祠”が増えちょる事が分かった。
ところで、
「七首の大蛇はおらんかもしれんが、ツチノコは絶対いる」
と常々言っている変な男がおったんじゃが
松井と坂元の話を聞いて、こう言い出した。
「二人とも同じJNNデータ山に入ったちゅうんだから
片方が見つけらんねで、片方が見つけられた、
ちゅうのはおかしいんでないかい」
なんて言い出した。
「そりゃおかしいんでねぇのか、
見つけた、見つけらんね言うても、二人は別のもん探しにいったでよ」
「いんや、同じ山さへえったんだから、比べていいはずだ
だから、見つけた、見つけられん、ちゅうのはやっぱおかしい」
「あぁ、またABOFANどんにキツネが憑いたようじゃ...」
物差しで重さを測ろうとしている人に、上皿天秤の使い方を説明するのがこんなに大変なことだとは気付きませんでした。
英語の辞書でフランス語の本を読むのは難しいだろうなぁ、と思ってましたが、実践している人がいるとは知りませんでした。
まさに目から鱗。
ABOFANさんありがとう。
by トンデモブラウ (2008-08-28 09:15)
「世の中にはいろんな人がいる」と言う事は十分認識していても
それでも「まさか、こんな人が存在するとは!」と驚かせてくれる
まさに稀有なびっくり人間ですよね。
この世に残された数少ない”未知の世界”という娯楽です。
by Judgement (2008-08-29 23:37)