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究極の発見器 [思い付き]

私が密かに開発した究極の装置があるんです。
それは、「体にわるいもの発見器」というものです。

 この装置は、一本の金属棒が先に付いたケーブルが、スイッチと圧電ブザーが付いたタバコの箱大の本体に接続されている外観です。
 ちなみに、乾電池を本体に入れ使用するので、携帯可能ですよ。

 使い方は簡単。
 「体にわるい」か調べたいものに金属棒の先端を接触させ、スイッチを押すだけ。
 それが「体にわるいもの」であれば、ブザーが鳴ります。
 
 その識別率は、なななんと!ほぼ100%!!

 ただし、「わるいもの」といっても、その度合いはまちまちですが、残念ながら、その度合いまでは分かりません。
 しかし、それを摂取し続ければ死に至る事は間違い無いです。


 特許を取って一儲けしたいところですが、特別皆さんにだけ作り方を教えましょう。

 金属棒の金属は何でも良いです(何なら木の棒でもいいです)。
 ケーブルも、それらしいものが無ければ木綿糸でも良いです。

 ただ、本体だけはしっかり作ってください。
 構造は簡単です。
 スイッチを押せばブザーが鳴るようになってさえいれば良いです。
 くれぐれも電池切れや、接触不良には気をつけてください。正しい判定ができなくなります。

 使ってみると、「えっ!こんなものまで」と驚く事もあるかもしれません。
 しかし、その判定は真実なんです。

 ちなみに、私が一番びっくりしたのが「水」に反応した事です。
 最初は装置の故障かと思ったのですが、実地調査の結果を見て愕然としました。

 現在生きている人を除き、今まで水を飲み続けた人で、死ななかった人はいないんです!

〔おわり〕
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コメント 3

トンデブラウ

DHMO乙。
by トンデブラウ (2008-05-16 09:34) 

zorori

生きている事ほど体に悪いことは無い。
by zorori (2008-05-16 18:36) 

Judgement

死の最大の原因は、それまで生きていた事である
by Judgement (2008-05-18 01:25) 

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