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高校国語と数学 [文系のたわごと]

 さて、昨日は両者の違いを「受験科目の違い」とする事にしましたが、文系・理系の分水嶺は、やはり「国語」と「数学」だと思うのですがどうでしょう?
 ...と問いかけつつ、返事を聞かずに話を進めます。
 てなわけで「国語」とか「数学」ってそもそも何が求められるのか、考えてみたいと思います。
 ※ ただし、これはあくまで高校レベルでのものを前提とし、私なりに整理した結果である事を念頭に置いて読んでください。

 まず最初に自慢ですが、私は国語と数学は神懸かり的にできてました(あくまで高校レベルのマークシート式に限ってですが)。ただ、世の中上手くできたもので(?)、英語・社会・科学は低級霊憑きと言わんばかりにできなかったため、どんな大学にもひっかからず1浪しましたが...。

 ちなみに、1浪後のセンターは、国語が現代文・漢文満点、古文は文法のみ怪しい感じ(皆が文法を「確実に取れるから」と一生懸命覚えているのを尻目に、「文法以外全部取るからいいもん」と開き直ってほとんどやらなかった)。数Ⅰは1問間違い、数Ⅱは基礎解析と確率統計で満点だったと記憶しています(でも、微積分は全くダメで、今も苦手)。
 他の3科目が、「酷すぎではない」レベルまで上がったおかげで、なんとか大学にギリギリ入れました。

 私のネックは「暗記力」なんですね。だから、国語では暗記モノは放棄してたし、数学は覚えなくてはならない事が少なかったから良かった。

 で、そんな私なんですが、数学には揺るがない自信があったけど、国語は正直不安がありました。
 それは、「自分が何故できるのか分からない」から。
 何のスキルが国語で良い点を取らせているか不明だから、スキルを伸ばす事も、スキルを固定する事もできない。ある日突然その能力が失われて、国語全滅してしまうのではないかと。

 ただ、今考えると(この時点では「直感的に」と述べておきますが)、国語と数学に求められていたスキルは意外と似通っていたような気がします。そこで、上手くその辺をまとめてみたいと思います。

 「数学が得意」は積極的に他者にアピールできるのに、「国語が得意」はどうアピールしていいかよく分からない所が、理系に「論理」とかの所有権をかっさらわれても上手く抗議できない原因ではないでしょうか(私の思いこみが存分に入っていますが、しばらく我慢してください)。
 そこで、国語に必要なスキルも明確にする事で、「国語力の地位の復権(いつ凋落したんだよ...)」を狙ってみたいと思います。


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